この記事では、中古ドメイン(オールドドメイン)のSEO効果について解説しています。ちなみに2021年現在も中古ドメインのSEO効果は健在しています。
中古ドメインって、一般的に何かと抵抗がある人が多いと思うのですが、中古ドメインのSEO効果を実感してしまうと、病みつきになってしまいます。
だって新規ドメインだと、上位表示するまでに数か月間かかりますが、中古ドメインならSEOで即日上位表示することも可能なんですよ。
中古ドメインの魅力やデメリット、購入時の失敗しない選び方などを紹介していきます。
中古ドメイン購入なら、中古ドメイン販売屋さんから購入するのが最も安全です。ペナルティの返金保証があるため安心して購入することができます。
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中古ドメインの概要
- 誰かが使ってたドメインのこと
- 過去運用の評価を受け継げる可能性がある
- 場合によっては低評価ドメインもある
中古ドメインとは、過去に別の運営者が使用していたドメインで、期限切れとなって放棄されたドメインのことです。
中古ドメインには、過去の運営されていた時のリンクや、Googleからの評価が保持されている可能性が高いため、取得して再運営することで、その評価の恩恵を受けることができます。
だからといって、当たりハズレがあるので、中古ドメインが全てSEO効果があるというわけではありません。
ほとんどのドメインが何かしらの評価を持っていると考えられますが、ペナルティもなく一部評価があるのかないのかわからないドメインも存在します。ブラックボックスなのでよくわかりませんが、新規ドメイン以下の低評価ドメインも存在するということを認識しておきましょう。
これら期限切れのドメインは毎日数千~数万個排出されており、業者やアフィリエイターはアタリドメインを取得するために日々精査しています。
中古ドメインのSEO効果がある理由
前項でも少し触れましたが、前運営者の評価を引き継げる可能性が高いため、その恩恵を受けることができます。
ここで重要な指標となるのが「被リンク」です。
この被リンクの数と質がドメインの評価に最もSEOに影響を及ぼしています。
一般的にドメインがどのような評価を受けているか、指標としたものをドメインパワーと呼んでいます。中古ドメインはこの「ドメインパワー」が強いんです。
とても信頼のあるサイトからリンクを貼られていると、リンクを貼られた先も同じような高評価を受けることができる可能性があります。
中古ドメインを選定する際は、どのような被リンクがあるか?以前はどのようなサイトで運営されていたのかを調査し取得する必要があります。
【関連記事】
被リンクの増やし方!ブログ初心者が被リンクを増やすおすすめのツール
中古ドメインのメリットとデメリット
SEO効果のある中古ドメインですが、メリットもあればデメリットもあります。それぞれを把握したうえで取得し運営していかなければ、お金だけが飛んでいくことになってしまいます。
中古ドメインのメリット!初動が早い

中古ドメインの最大のメリットとしては、記事を投稿してから順位がつくまでの初動が早いというところです。
上の画像をご覧になっていただければわかると思いますが、9月1日に投稿して2日後には4位で1週間後にはSEOで1位を獲得しています。
ちなみにこれは、当たり(高品質)中古ドメインです。
良質で強力なドメインであれば、ビッグワードでも数日で上位表示することができます。
私はブログを始めてから、ほとんどのサイトを中古ドメインで運営してきました。それは、この初動の早さが病みつきになってしまったからなんです。
アタリを引ければ、ペラサイトでもSEOで月に数十万円から数百万円の発生を得ることができます。
中古ドメインのデメリット!リスクはつきもの
- 見た目の違和感
- リンク無効化
- 検索エンジンにバレたら最後
- 選び方が難しくて面倒
- オークションは高額になる
デメリットが非常に多く感じますが、しっかりとした選定方法で選ぶことで、リスクを最小限に抑えることができます。
ドメイン名の見た目に違和感がある
ドメイン名は、そのwebサイトの内容にある程度合わせた形で決めると思います。しかし、中古ドメインだと、ドメイン名とwebサイトの中身の乖離が発生してしまいます。
なぜ「〇〇県国体」のドメインなのに、中身は「脱毛サイト」なの?といった違和感が生まれてしまうというわけです。
見る人が見れば「ああ、中古ドメイン使ってるな」とバレてしまいますよね。(別にリスクはありませんが)
SEOには関係ありませんが、見た目にこだわる人に、中古ドメインは向いてないかもしれませんね。
リンクが外れたり無効化される恐れもある

中古ドメインあるあるなのですが、リンクを外されたり、検索エンジンから被リンク評価を無効化されるリスクも高いです。
上の画像を見てみてください。このドメインは、ある商標サイトで使用しており40万円以上稼いでくれた当たりドメインだったのですが、突然順位が下落しています。
おそらく被リンクの効果を無効化された可能性が高いと思われます。
その証拠として、4月から6月にかけて被リンクを20本ほど入れており、6月に何とか復活を果たしています。しかし、またリンク無効化されて順位が下落しています。
ご覧になった通り、せっかくSEOで1位をとっていたのに、次の日見ると50位まで下落しているとか、よくあることなんです。
初動が良い分、こうしたリスクも考慮して中古ドメインで運営していく必要があります。
検索エンジンに捕獲される可能性が高い
これは不明な点が多いのですが、中古ドメインでバリバリに運営してトラフィックを稼いでいると、短期間で突然検索順位が爆下がりすることがあります。ペナルティというわけではありませんが、原因がわかりません。リンクが無効化されている可能性も考えられます。
私はこれを「Googleに捕獲された」と言っています。
中の人ではないので、はっきりしたことは言えませんが、中途半端な評価を受けいている中古ドメインに多い傾向があります。
選び方が難しい
初心者が中古ドメインを購入して当たりを引くには、ほとんどが運任せとなってしまします。
よほどセンスがあれば知識だけでも何とかなるかもしれませんが、これまでに何百何千という中古ドメインを選定してきた私でも、ハズレを引くときは多々あります。
SEO効果を全く感じられないドメインもあります。
できるだけハズレを引く確率を下げるためには、正しい知識を得て購入するか、中古ドメイン業者から購入する方法が確実です。
中古ドメインの詳しい選定方法は、私のnoteで解説しています。
業者やオークションで購入すると高額になる
初心者のうちは、中古ドメインは業者から購入する方法と、オークションで購入することをおすすめするのですが、これがなかなかコストがかかってしまうんですよね。
※中古ドメインを取得する方法は沢山あるので別の記事で紹介したいと思います。
販売されている中古ドメインも、全てが当たりというわけではありません。なので、実際に記事を投稿してみて、順位の付き方を確認する必要があります。
数万円のドメインを取得しても、順位が全くつかないとか日常茶飯事なんです。
しっかりとした選定スキルがなければ、コスト面でのリスクがとても高いと言えます。
中古ドメインの失敗しない選び方
私が中古ドメインを精査する際は、ツールを使用して3段階で精査していきます。選定基準も色々とあるので、ここで全て記述することは難しいです。
しかし、これはアタリドメインを高確率で引く方法なので、失敗しない方法(ハズレドメインを引かない方法)であれば、そこまで難しくありません。
それは、以前のドメイン管理者が1オーナーであることと、日本語運営サイトであること。中古ドメイン販売サービスを利用すること。
この3つの指標だけでも随分違い、失敗する確率は大幅に減るはずです。
信頼ある中古ドメイン業者から取得する
中古ドメイン業者が販売しているドメインは、ほとんどが精査されている状態です。
しかしながら、どのような選定基準で取得されているかが不明なため、やみくもに購入するのは危険です。
実際に、販売されている中古ドメインを私自身が分析してみたのですが、業者によっては、スパムドメインも販売されており明らかにユーザーを騙しているんじゃないかと思われるケースもありました。
私が利用している中古ドメイン業者は、有名どころの「中古ドメイン販売屋さん」ですね。
ドメインがペナルティを受けていた場合、返金保証がありますし、ドメインの分析結果から詳細情報を知ることができます。
価格が5,000円前後のドメインを5個ほど購入してみるのが良いかと思われます。
沢山のデメリットをあげてきましたが、中古ドメインには、それを覆せるくらいのメリットがあります。
中古ドメインのSEO効果まとめ
中古ドメインについて解説してきました。
デメリットも多いのですが、リスクを最小限に抑えることで、順位爆上がりからの月収数十万万円も夢ではありません。
多少ギャンブル要素も多くあるのですが、初期投資として中古ドメインサイトを運営してみるのも良い経験になると思います。
ブラックハットSEOと呼ばれていますが、ブラックハットをやるからこそ検索エンジンのことをよく知ることができ、結果的にSEO対策のスキルが向上できると考えています。
中古ドメインはどのような記事でも効果があるわけではなく、コンテンツありきでのSEOです。いくら質の良い中古ドメインを取得したとしても、記事やサイトが薄っぺらいものだったらSEO効果はなくなってしまいます。
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